ミネラルウォーターの作り方3選!自作に必要な費用や注意点をご紹介

この記事を読んでいる方は、

  • ミネラルウォーターの作り方を詳しく知りたい
  • ミネラルウォーターを作る際の注意点が知りたい
  • ミネラルウォーターを作るために必要な費用が知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに「ミネラルウォーターの作り方について」お伝えしていきます。

ミネラルウォーターは自宅で作れる

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ミネラルウォーターというと、あまり自宅で作れるイメージが無いかもしれませんが、ミネラルウォーターは自宅で簡単に作る事ができます。

既製品を購入するよりもコストが下がりますし、好みの飲みやすさに仕上げることもできますので、最近では自宅で作る方も多いようです。

ミネラルウォーターは、気軽に入手できるものを使って、簡単に作ることができるので、仕事が忙しくて作る時間がないと感じている方でも大丈夫です。

水道水で本当に美味しく作れるのか

ミネラルウォーターを水道水で作るとなると、本当に美味しく作れるのかが不安要素となりますが、水道水でも十分美味しいミネラルウォーターを作ることは出来ます。

基本的に日本の水道水は、そのまま飲んでも問題ないよう、基準を満たした水が通っていますので、身体に害はありません。

とはいえ、不純物やカルキによる匂いが気になる所ですので、これらをしっかりと除去することで、美味しいミネラルウォーターが作れます。

ミネラルウォーターの作り方3選

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ミネラルウォーターのおすすめの作り方は3つありますので、ご紹介します。

どれも手軽に用意できるものを利用していますので、簡単に作る事ができます。

竹炭で自作する方法

竹炭はトイレの消臭剤にも採用されているくらい、消臭効果が高いので、水道水のカルキの匂いをしっかりと吸い取ってくれます。

さらに、不純物も吸着してくれるので、美味しいミネラルウォーターが作れます。

竹炭でミネラルウォーターを作る手順は以下の通りです。

1.沸騰したお湯で、竹炭を15分間消毒
2.15分後、取り出してしっかりと乾燥させる
3.任意の水道水に竹炭を入れて、日陰の冷所で1日放置
4.完成

ミネラルウォーター用の竹炭も販売されていますが、その場合は消毒をする必要がないので、さらに簡単にミネラルウォーターが作れます。

およそ水1リットルに対して、竹炭は50g程度が適量なので、作りたい分量だけ用意しましょう。

安全にミネラルウォーターを飲むためにも、2日~3日で作ったミネラルウォーターを飲み切ったた方が良いので、消費期限には十分に注意しましょう。

にがりで自作する方法

にがりとは、海水から塩を生成する過程で残った液体のことですが、その分ミネラルが非常に豊富なので、硬度の高い硬水のミネラルウォーターを作ることができます。

にがりを使ったミネラルウォーターの作成方法は、以下の通りです。

1.任意の量の水道水を用意
2.にがりを数滴入れる
3.完成

にがりには殺菌作用がありますので、非常に簡単に作ることができますが、にがりを入れすぎると硬度が高くなり過ぎるので、注意しましょう。

日本人は基本的には軟水に慣れていますので、いきなり硬度の高い硬水を飲むと、喉に引っかかるような飲みづらさを感じたり、お腹の調子が悪くなったります。

また、メーカーによって、にがりの成分は多少異なりますので、まずは少しずつ入れて、薄めのミネラルウォーターから作ると良いでしょう。

冷蔵庫で数日間は保存できますが、できるだけ早めに消費すると安全に飲む事ができるのでおすすめです。

麦飯石で自作する方法

麦飯石は火山岩の一種ですが、不純物の吸着力や分解作用があるので、美味しいミネラルウォーターを作ることができます。

水道水のカルキの匂いを除去してくれて、不純物を竹炭よりもさらに細かく、分子レベルで吸着してくれる効果があります。

また、麦飯石で作ったミネラルウォーターは、お茶やコーヒーとの相性が良いと評判なので、人気の作成方法となっています。

麦飯石でミネラルウォーターを作る手順は、以下の通りです。

1.麦飯石をザルを使って、しっかりと洗う
2.沸騰したお湯で15分間消毒
3.天日干しで乾燥させる
4.任意の水道水を用意し、麦飯石を入れ1日放置
5.完成

他の作成方法よりは工程が多いですが、麦飯石を洗う際は、砂が出なくなるまでしっかりと洗いましょう。

麦飯石は、水1リットルに対して、およそ200~300g程度が必要となりますので、作りたいミネラルウォーターの分量に合わせて、用意すると良いです。

大体2週間から4週間に一度、麦飯石を水洗いして、もう一度沸騰させ天日干させると、安全にミネラルウォーターを飲む事ができるので、しっかりと管理しましょう。

ミネラルウォーターを作る際の注意点

注意点

ミネラルウォーターを自宅で作る際は、竹炭や麦飯石などを使い浄水しますが、浄水器ほどの効果はないということを、しっかりと理解しておきましょう。

また、竹炭などの材料が浄水用であるという点や、定期的にそれらを交換するという点など、安全性をしっかりと確認し、管理する必要がありますので、注意しましょう。

ミネラルウォーターは、栄養価が高く身体に良いですが、硬度の高い硬水を一気に飲むと、体調を崩す可能性があります。

成人の方はもちろんですが、赤ちゃんなど内臓がしっかりと発達していない幼い子どもにも、硬水のミネラルウォーターを与えないようにしましょう。

軟水であれば問題ありませんので、その場合は「赤ちゃんでも大丈夫」などの表記がある軟水を購入すると良いです。

ミネラルウォーターを作るのにかかる費用

お金

ミネラルウォーターは、これまでご紹介したように、自宅で簡単に作ることができますが、ミネラルウォーターに必要な材料の費用については、以下の通りです。

〇竹炭:300円~3,000円程度
〇麦飯石:100円~3,000円程度
〇にがり:1,000円~2,000円程度

それぞれ素材や成分、吸着力や殺菌力によって値段が変動しますので、安全性をしっかり担保したい方は、ある程度高額の材料を用意すると良いでしょう。

コストだけで見ると、100円ショップでも購入できる、麦飯石が一番安くおすすめです。

浄水機器は簡単で安全だけど高い

ミネラルウォーターは、自宅でも簡単に作ることはできますが、安全性でいうと、やはり浄水器やウォーターサーバーを設置した方が良いでしょう。

竹炭や麦飯石で浄水効果は期待できますが、浄水器の方がしっかりと綺麗にしてくれます。

一方、浄水器は比較的安価ですが、ウォーターサーバーは設置が高額であったり、解約が面倒だったりもしますので、できるだけ安価にミネラルウォーターを定期的に飲みたいという方は、自宅で作るか浄水器がおすすめです。

ミネラルウォーターを自作して美味しく飲もう

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ミネラルウォーターを自宅で作るのは、難しそうなイメージがあるかと思いますが、手軽に手に入る材料で、簡単に作ることができます。

必要な材料は少なく、工程も簡単なので、普段の飲み水や料理用として、できるだけコストを抑えてミネラルウォーターを使いたい方は、自作することをおすすめします。

より安全性を求めたい方は、浄水器などが良いですが、自作でも美味しいミネラルウォーターは作れますので、硬度に注意しながら、ぜひ挑戦してみてください。